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子供の習い事人気上位の「スイミング」。選手になれば合宿も。
スイミングはベビースイミングなんかもあるように小さいうちから始められるし、体幹が鍛えられるとか、心肺機能が向上するとか、はては全身を同時に動かすいわゆる全身運動なので脳の機能も向上するとか…いいことずくめか。そら習わせたなるわ!ですね。
娘もスイミングを習っています。現在は選手・育成コースに在籍しており、ガンガン泳ぐ毎日ですが、体のゆがみはちょくちょく整骨院に通って治療しているし、マイコプラズマ肺炎で42度の高熱をマークしたし、お勉強はやっぱりやったぶんしかできません…。
それでも、子供が泳げるようになって楽しい!と思えるなら通わせてみるのは是非おススメです 😀通わせてみて嫌がるようなら、根本的に水が嫌いなんじゃ!というのと、単に今の級が難しくて行きたくない日がある… 😥 というのとの違いを見極めたいところですね。
夏のあいだ体育はプール!という学校も少なくないと思います。水遊び楽しい♪くらいの気持ちで授業が受けられる程度にはなっていてほしいものです。
さて少しだけ前述したとおり、スイミングスクールにはいわゆるレッスンを受ける本科コースとは別に選手・育成コースのようなコースがあるところが多いです。カテゴリー「つれづれ」にスイミングについての記事がありますのでよろしければご参照ください。
あと、カテゴリー「つれづれ」には主観的な意見の内容、いわば「私の経験だけに基づくもの」が分けられています。スイミングスクールに関しては自分の子が通うスクール、もしくはお友達が通っているスクールのお話、でありますのでご了承おき頂ければと思います 🙁
選手・育成コースはざっくり言うとそこのスイミングスクールの選手として日本水連に登録して公認大会などの試合にエントリーして成績を上げていくことを目標としたコースです。
当然ですが、「入りませんか?」と推薦はされるものの、費用はすべて本人、つまり親負担です。
毎日何キロも泳ぎます。普段の生活でこれなので夏休みや冬休みなどの長期休暇にはこれ幸いとばかりに早朝強化練習や合宿があります。
スイミングの強化合宿ってどんな感じ?
だいぶ本題までかかりましたが、今回はこれがどんな感じか?見て聞いたことをご紹介しようと思います。
日数は?費用は?
いきなり身もふたもないですがまちまちです 😯
ただ、これまで参加したものは、一泊二日で約1万円、二泊三日で約3万円でした。食事と軽食、一日1本のスポーツドリンクも込みでした。あとはちょっとしたレクリエーションでもらえる景品とか…ほんとにちょっとしたものですけど 😎
小耳に入れたところでは、他のスクールからの移籍の子が「四泊五日で7万円」って言っているのを聞きました。
一泊二日、というのも育成コース(選手の育成枠のようなプレ選手といった感じでしょうか…)のスイミングスクール内での合宿メニューなので選手は冬休みでも三泊四日の合宿だったりします。つまり、その分の費用がかさみます。 😥
なんせ春、夏、冬、なんだったらGWでさえ、長期休暇あればそこに合宿あり、なかったとしても強化練習(早朝など、普段の練習時間とは別であったりします)があることが多いようです。
育成枠にいたりすると、こういう合宿や強化練習、試合のエントリーに積極的であることも選手コースへの推薦がかかる一要素、とも聞きました。まぁ、教える側から見ればそりゃそうか。
合宿ではどんな一日を過ごすの?持ち物は?
予定を見ると、全体の半分くらいプールにいるような感じです。1回の練習で3~7km泳いでそれを1日3回くらい。 そんな感じだったように思います。 水から上がっている時も陸トレがあったり、食事だったり…。とはいえ、休憩時間も設けられているし、夜は子供向けにレクリエーションがあるみたいなので辛いことばかりではなさそうです。
一泊二日くらいだとおしゃべりや持参のマンガを読んだりして夜更かししちゃう子たちもいるみたいです。スゴイ…。
持ち物はもちろん要項に書いてあるのでその通り持っていけば問題ないと思いますが、初めての遠方での合宿に陸トレ用のシューズの代わりに学校の体育館シューズを持たせようと持ち帰るまではよかったのですが、まさかの入れ忘れで娘にはめちゃくちゃ心細い思いをさせたと思います。 😥
なので、1,980円くらいの特価のスニーカーを室内用に買いました。やはり、荷造りで入れたいときにすぐあるのが安心です。
水着はあればあるだけ持って行くのがよさそうです。干すところもあまりなく、冬場だと半乾きで次の練習に着ないといけないので気持ち悪いんだとか。(すぐ水でぬれるじゃん…とは思うんですが、なんか嫌なんでしょうね)針金ハンガーとか持たせるのもありかもしれません。
あとは休憩時間をどう過ごすかによりますが、本や漫画はOK。ゲーム機は娘のスクールでは禁止されています。おしゃべりが好きな子は手ぶらでもいいかも。あとは宿題をもってくる子も。
おやつも少しなら許可されています。カロリー消費しますもんね。ただ、大量の朝・昼・晩とは別に間食も支給されるので、あくまで少しで良いようです。女の子はおやつ交換などのコミュニケーションツールだったりしているみたいです。
合宿参加を楽しむ子と嫌がる子
娘はとにかく家族と離れるのがイヤ!と毎回参加させるのにひと苦労。スクール内の合宿だった時に練習を見学に来てね!と言われていたので見に行ったら顔を見るなり練習が続けられないほど大号泣してしまい、母は白目を剥きました。 🙄
やはり、女の子はわりと中学生くらいのお姉さんでも直前に体調を崩したり泣いたりする子は多いみたいです。泣く子をなだめてすかして参加する家庭も多いみたいで、みんな同じなんだなぁ、とその時は少しほっとしたような気持ちになりました。
いつも一緒に練習している仲間と一緒とはいえ、それぞれが過酷な練習に耐える孤独な数日間なんでしょうね。修学旅行やお友達の家でのお泊りとはまた全然違うんでしょう。
念の為に携帯を持たせてもかかってくることはありません。他のお子さんも言っていたことですが、家族の声を聞いたら心が折れてしまいそうになるのだそう。
無用な連絡は禁止、とされているのでこちらから様子を聞くためにかけることはありませんが、メールも遠慮してあげるのがいいでしょうね。 🙁
逆に男の子のお母さんからはあんまり弱音発言は聞かなかったです。ただ、低学年なので一人でやって行けるかしら?というご心配はあったようですが、そこは女の子だって同じですもんね。
まとめ
やっぱり親ができることって見守ることと参加費を払うことくらい。
合宿は本当に頑張りどきだと見ていて思います。やった分だけタイムが良くなるんだな、と本人も実感しているみたいです。
ただ、きつい練習と家族から離れるという辛いことを同時に二つもこなさないといけない辛い数日間ということも事実。行かせることは親の中で決まっていたとしても(笑)、なんとか本人に少しでも自主的に「頑張ろう!」という気持ちで臨んでもらえるように話し合いをもって参加させたいところです。
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