こどもの水泳上達!次の夏までに準備しよう #1

プール 暮らす
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子供の苦手分野をいっしょに克服しよう!

勉強でも運動でも苦手な分野が授業になると、とても気が重いですよね。

水泳の授業は、地域にもよりますが平均的に1学期から夏休み、2学期にかけてかなり長期間の授業時間が割かれていることが多いです。苦手な子どもにとってはかなりつらい期間でしょう。

また、今はプールの授業が少ない地域で問題ないとしても、転校先が水泳教育に熱心で苦労することもあるかもしれません。小学生でも最終目標平泳ぎ1kmや臨海学習、水泳大会がある地域もあります。

水

今回は、いわゆる4泳法、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライを教わる前段階、基本の姿勢をご紹介します。

力を入れるポイント、ぬくポイント、沈まない姿勢を覚えれば、4泳法のフォームも自然と上達します。

 

悪循環から脱出しましょう

泳げない人の傾向として、

泳げない緊張で力む

力むから沈む

沈むから息つぎがしづらい

息つぎがしづらいので頭が上がる

頭が上がるから水の抵抗で前に進まない

前に進まないから力んでもがく

 

というような悪循環がよく見受けられます。

まずは楽に浮く姿勢から覚えていきましょう

 

 

ストリームラインをマスターしましょう

耳の横にぴったりと付けまっすぐ伸ばします。

耳の横に付けた腕よりも前に来るようにします。

お腹

力を込めて腰が引けないように意識します。

あくまでイメージですが、腰をやや突き出す感じで腹筋を締めます。

背中

反らせないように。反ると抵抗が増えて進みにくくなります。

閉じてまっすぐに。

全身のイメージは体の中心が1本の棒がまっすぐ通っているイメージです。

これがストリームライン、といわれる水泳の基本姿勢です。

 

正しいストリームライン

 

ストリームライン

正しい姿勢

 

絵が汚く申し訳ないですが、

お腹に力が入っていて、頭は腕の中に入っているところがポイントです。

 

ストリームラインが出来ていない例

 

ストリームラインNG例

NG例

 

一見、まっすぐピンとしてこちらが正しいように見えますが、いますが、お腹は伸び切り突き出してしまっていて力が入っていません。頭ももっと両腕より前に来ないといけません。

 

あとは力を抜いて浮くだけ

この体勢をキープしてお腹以外は力を抜いてプールの壁をキックしてみるだけ。

蹴伸びで楽に進めるという体験ができただけでも、水泳に対しての苦手意識はずいぶんと緩和されると思います。

 

それでも沈んでしまう…その時は?

それでも沈んでしまう、という時はズバリ、ストリームラインが出来ていないから…なのですが、ストリームラインを意識すると同時に次のことを意識してみて下さい。

 

胸を少し沈ませるようにする

身体の重心である腰やお尻は沈みやすく、胸は肺のように軽い臓器が大半を占めるので浮きやすいです。

浮力・重力の関係

赤丸の位置の上下差があるほど上半身は浮きやすく、下半身は沈んでしまうのです。

 

また、水の抵抗は進む方向に向けて水が接する面が少ないほうが少ないのは感覚としてわかると思います。

反して、下半身が沈んで、上半身が浮いた状態というのは正面から見れば立っている状態と変わらないことになります。

ならば、上半身と下半身が水面に平行、極端な言い方をすれば水の抵抗を受ける面が頭と肩だけになるイメージに近づければいいと思いませんか?

つまり、浮きやすい胸を少し沈ませれば沈みやすい重心に釣り合うので、指先から胸をほんの少し下に向けるように意識するだけで体はまっすぐに近づくはずです。

胸を沈ませることをイメージしてからの方がストリームラインを感覚として理解できる子供も多いかもしれませんね。

 

スイミングスクールなしでマスターするなら冬の温水プール

今では公営の温水プール施設も少なくないですし、冬はやはり利用客も少ないですからお勧めです。公営でもドライヤーは無料設置していたり、コインロッカーもコイン返却式で実質0円だったりするのでかなりお得です。

それに、夏場の小プールは元気に遊ぶ子供たちでいっぱいなので、泳力のある子でも5mまともに進めるかどうか。

逆に正しいフォームだからこそ、正面は見えないので衝突などの事故もありえます。

なので、そういう意味でもオフシーズンに練習することをお勧めしますよ!

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