目次
公文式に通ってみよう!近くの教室を探す前に、まず1ヶ月のおけいこ回数
週に2回、1科目30分が学習時間の目安。
教室により、月・金の週2回、や月・水・金の3日の中で都合の良い2日を選択、など開室曜日には違いがありますが週2回の学習日があります。
開室時間もまちまちですが、基本的に学校の下校時間頃から19時、20時頃まで開いている教室が多いようです。夏休みなどの長期休暇の時期はサマータイムのように1時間前倒しでスタートすることも。
開室時間には基本的に都合の良い時間に教室に行きます。前述のとおり、1科目30分が学習の目安なので、教室が閉まる時間を逆算して行かないと注意を受けます。
終わった頃にお迎えに行きたい場合は、先生によるかもしれませんが終わった時点で連絡をもらうこともできます。
待合いのようなスペースもあるのでお迎えが早すぎても待たせてもらう事が可能です。
毎月の会費は?
入会金不要で1科目につき
幼児・小学生は6,480円
中学生は7,560円
高校生以上は8,640円 ※2016/12/7時点
週2回のおけいこでかなりリーズナブルと言えると思います。
英語学習開始時には、専用リスニング機器「E-Pencil」6,480円を別途購入必要があります。
親目線の公文おすすめポイント
先生任せでひたすら反復練習で根気よく指導してもらえる
長女はとにかく算数が苦手!
小1の一学期から早々につまづいておりました。
私も算数が苦手で気持ちはわかるけれど、ひとケタたすひとケタの足し算なんて大人になった今、教えようもないというか、さすがに丸暗記しかないんじゃ?って感じですよね。
かと言って仕事もあるし、音読やハーモニカの宿題さえ学童の延長保育の先生に聴いてもらっているくらい時間に余裕がありませんでしたからとてもじゃないけど自分じゃこれだけ根気よく教えられなかったです。
とりあえず、計算が出来なきゃ始まらない。塾は小1からあるにはあるけれど、進学やステップアップ目的のクラスが殆ど。その点、公文式は子供個人の進度に合わせて学習が進むので速い子は2学年3学年先のことをするし、2年生でも足し算もままならない感じなら1年生レベルからスタートします。親ではなかなかここまでつきあえないのでお任せできるのはかなり助かりました。
公文式は、宿題を採点してもらって間違いを解き直して、教室でもひたすらプリントを解いてすべて百点になるまで解き続ける、というのが基本のスタイル。
次の単元にステップアップするまでに200枚ほどのプリントを解き続けるので反復練習は徹底的になされます。
結果、かなり計算力もついて解く速度自体も速くなりました。ただ、困ったクセも残りました。それは後半で。
小さい子供の学習でも先生にお任せしてしまえる!
3歳の次女は「やってみたい」期にスタートしました。
この間まで一緒の保育園に通って日がな一日同じように遊んでいた姉が小学校に上がってすっかりお姉さんになっていくのを見て自分も「べんきょうしたい!」という気持ちに。
気持ちは汲み取ってやりたいけど、七田式などの本気の幼児教育は高額だし、なによりこっちゃ長女の勉強さえ見る時間がないから外注するのに、平日昼間に一緒について行ってお勉強なんてそもそも無理。
公文式はベビーくもんもありますが、3歳なので通常の公文式でスタートしました。
結果、国語は「読み」がとても上手で、書き取りも小1時にはかなり貯金を残してスタートすることができました。
算数は年長に入ってすぐにやめたのですが二桁たす二桁の足し算までこなすようになった次女は小学校で…?ここも後半で。
おすすめの結論は「とにかく先生にお任せしてしまえる」!!
もちろん、宿題をしっかりチェックして見守るママもたくさんいますが、私は基本は放牧状態でした。開室時間内の都合の良い時間に自由に行けるので、働いているママが自分の帰宅時間までの時間つぶしに通わせているような感じもありました。お迎えまで待機室で待たせすぎて怒られている方もいましたが…。まぁ、ほどほどに。
あとは近くの公文教室を探すだけ!…なんだけど、ここで注意!
ここからが公式サイトとは違う体験して思った感想ですが、公文教室はわりと多くありますが、安易に最寄りの教室に通うことを決めるのは要注意です。
なぜかというと
先生との相性が超重要!!
公文式自体はとてもよくできた学習法だと思います。なので、続けられるかどうかは先生による、と言っても過言ではないです。
うちは最寄りの教室に見学に行って「ん~?少し変わったところあるかな?」という印象だったものの、まぁ、最初ということもあり、決定的にNGとはならず入会を決めたのですが、(ちなみに気になった点は目をあまり合わせて話してくれなかったところです。)でも、あとあとになって退会する決定打となったのは先生の人柄だったのですよね。
同じ理由で退会して、塾に転向しやはり公文式の学習法自体は良い!というので別の公文教室に通い始めたご家庭もあります。
わが家での退会の理由のひとつは「先生がわからないところを教えてくれない」でした。
もともと、新しい単元に入る時はもちろん指導します、とのお話でしたが、大きく変化がない場合はプリントの最初にある例題を見て自分で考えさせられていたようです。
どうしてもわからなくて聞きに行くと「この間教えたでしょう?」と突き返されていたというのです。
どうりで1教科30分目安の学習なのに2時間も帰ってこれないはずだ…。
とても生徒数が多くて採点の先生も2人別でいらしたのですが、採点待ちでこんなに長いのかな?と思っていたらこの始末。粘って考えることも大切だけど、これはやり過ぎのような気もしました。
決定打は自由着席のはずなのに、理由もなく「あなたはこの席には座らないで!」と長女が叱られたことです。なにか理由があったのかもしれないけれど、そこを説明しないと子供はただただ傷つくだけです。
次女は始めた時期が早かったこともあり、進度が早く定期的に視察に来る本部の人にもよく褒められていたようですが、一緒に辞めました。
無料の学力テストなど先生と入会前に対面する機会は1~2度ほどあるのでぜひ気になる場合は他の教室も検討してみましょう。
開室曜日の設定が違う!
他の習い事の兼ね合いもある場合はよく考えた方が良いです。教室によっては開室曜日が週3日以上あり、選択に幅が広がるところもあるので是非検討を。現在は公式HPでも開室曜日がチェックできるのでわかりやすいです。
わが子たちの公文をやっていて良かった点、困った点など
長女(算数・国語)良かった点
- 計算力が付いた
- 自信につながった
- 国語ではたくさん書くことで字が綺麗になった
困った点など
割り算のひっ算でも暗算して1回の計算で答えを求めさせる、という指導法なので通常、十の位を求めてその余りを一の位の値として求めるという段階的な計算なら間違えないのに計算ミスをしてしまう…という間違いが多発。
かなり厳しく指導されたようで体験で通った個別指導や後に通うことになる学習塾でも「そんな計算方法をしなくてもいいんだよ」と言ってもらってもなかなか直りませんでした。
次女(算数・国語)良かった点
- 字が綺麗になった
- 音読がとても上手になった。
公文では、単語読みを徹底させるのでスラスラと読めるようになりました。これが普通と思っていたのですが、学校で習うだけでは「りんご」を「り」「ん」「ご」と一文字ずつ読んでしまったりすることもあるのだそうで、これは本当にありがたかったです。
困った点
- 算数をほとんど覚えていなかった。
年長に進級してほどなく退会したのですが、そのブランク1年間で数字はしっかり書けるものの、計算自体は小学校で初めて算数を学ぶ子とほとんど変わらない状態でスタートしました。公文のプリントでは2ケタたす2ケタの計算ができたのに、学校の計算カードではひとケタたすひとケタもままならないという不思議な現象も。
私の結論
先生と教室の場所、開室時間の都合が合えば通ってみることをお勧めします!
わが家では2年足らずで辞めてしまったのですが、先生との相性次第では継続して良かったと思えることこそあれ、やらなきゃ良かったと思うことはないように思います。前述しましたが、他のご家庭で教室を変えて再開した方もおられます。
その為に、通う教室の下調べはしっかりと!継続できれば子供にとってプラスになるのは間違いないと思います。重要ポイントはここだけ、と言っても過言ではないかもしれません。
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