【悲報】ようやく見つけたCDの音源がスーパーの曲だった

あんまり音楽は聴かないほうなのですが、だからこそというか、ときどきふと耳にした音楽に心奪われるときがあります。
小中学生のころ、それはもっぱら映画の劇中曲でした。映画自体レンタルビデオを含めて週に2~3本は観ていたのですが、レンタルビデオを借りるついでにサウンドトラックCDもよく借りていました。
ただ、そのサントラもヒット作品でないと置いていないことがほとんどだったので、ロードショーしたかも怪しいサンテレビでどうにか放映していたようなB級作品の劇中曲が気に入ってしまった日には、ただただ焦がれるだけの地獄の日々を過ごす羽目になります。当時はチューナーの関係なのかテレビ大阪やサンテレビは、TVで観られてもビデオは録画できなかったので頼みの綱のラジカセ録音作戦もリアルタイムで録音していない限りは機能せず…。失恋と同様に時間だけが解決してくれるのでした。
やがて、Windows95が普及してさしてパソコンの知識もない人もインターネットを操るようになったころ、私もふと「そういや、あの曲、そもそも曲名も知らないな…」と思い立ち、Yahoo!の検索ウィンドウに映画のタイトルを打ち込み、検索して10年越しで曲のタイトルを知るに至ったのでした。良い時代…。
当時は、YouTubeも日本に上陸するかどうか、くらいの時代で、曲名を知るに至っても、今思えばまだまだネット黎明期を明けてほどなく…といった頃、そうなると曲が入ったCDがないか探してみたくなり、さらに深堀りする。
まぁ、そうやって見つけたようわからん個人経営の中古CD屋のサイトで購入したのがこちらのCDでした。オチは前述のとおり、スーパーで流れているような全曲「ポポポポーン♪」音だったものの、しばらく落ち込んだ後はわりとすぐに立ち直りました。もうそこまでの情熱もなかったのでしょうね。
それにしても、いまはYouTubeなど動画サイトも充実しているし、検索エンジンも進化しているので、自分でもまじかよ、と思うようなむちゃくちゃなキーワードでも望んだとおりの結果が提示されるし、ほんとに良い時代。好きな映画や俳優の話題が出ていないか新聞や映画雑誌などのわずかな情報をすするように脳にしみこませていた小中学生の頃の自分よ…未来は明るいよ。
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